身体の水分が減ると・・・!?

いつもありがとうございます。

京都/城陽の猫背矯正の専門家、中村鍼灸接骨院です。

前回、水分摂取について説明致しましたが、
今回はその続きで、水分が脱けることで身体にどのような弊害が起こるかを説明致します。

 

 

身体の水分が減るとどうなる?

体の水分が失われても水分補給しないでいると、どうなるのでしょうか?
身体の60%が水分とお話ししましたが、その内訳です。

細胞内 細胞外(20%)
40% 組織間液 血漿
15% 5%

細胞内液は細胞膜に守られているため、直接水分が脱けることは無いので、
この中の細胞外液と言われるものが、まず減少します。(後に浸透圧で細胞内液の減少も起こる)

そして、この細胞外液は細胞外液=内部環境と言われるほど重要な役割をしており、その変化は細胞に大きく影響を与えます。
それは細胞は、体内を循環する細胞外液から酸素や栄養素を受け取り、エネルギー消費によって代謝・産生された老廃物を体外に排出することで活動しているからです。
つまり、生命を維持するためには、細胞外液の量と質を一定に保つこと(恒常性の維持)がとても重要になるのです。

人は、何も食べられなくても1ヶ月ほどは生きていられるが、何も飲めない状況では3~5日で死に至ると言われています。
ニュースなどで遭難事故などが起こると「72時間」というフレーズを耳にすることがありますが、
通常であれば、1日に4%程の脱水なのですが、遭難などの過酷な環境では、
精神状態も不安で興奮していたり、気温や湿度の問題で、通常よりも多く脱水してしまうことがほとんどです。
そのため、早いと72時間(3日)で人が死に至る20%の脱水に至ってしまうのです。

下に、水分が脱けたときに起こりえる弊害を表にまとめてみました。

 

1% 大量の汗、喉の渇き、運動時のパフォーマンスの低下が始まる
2% 強い喉の乾き、めまい、吐き気、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量減少、
血液濃度上昇、3%を超えると、汗が出なくなる
運動時のパフォーマンスが確実に低下するが自覚は少ない
3~4% 全身脱力感、動きの鈍り、皮膚の紅潮化、いらいらする、疲労および嗜眠、感情鈍麻、
吐き気、感情の不安定(精神不安定)、無関心
運動時には疲れや苦しさが目立ってくる、自他共にパフォーマンスの低下を認識する
5~6% 手足のふるえ、ふらつき、ほてり、混迷、頭痛、脈拍・呼吸の上昇
皮膚がザラザラしてくる、体重・尿量の減少が著しくなる、運動の継続が出来ない
8% 幻覚・呼吸困難、めまい、チアノーゼ、疲労困憊、精神錯乱
10~12% 筋のけいれん、失神、舌の膨張、不眠、循環不全、血液および血液減少、腎機能不全
15~17% 皮膚がしなびてくる、飲み込み困難、目の前が暗くなる、目がくぼむ、排尿痛、聴力損失、皮膚の感覚鈍化、舌がしびれる、眼瞼硬直
18% 皮膚のひび割れ、尿生成の停止
20% 無尿、生命の危機、死亡

 

左のパーセントは、体重に対する身体の水分量です。
無尿になると、腎臓などの臓器に血液が回っていないと言うことですから死期がもう数日、数時間といわれています。

また、毎年多くの方が熱中症で搬送されています。
手足の震えやふらつきなどの症状がある場合は、直ちに体温を下げ、水分を補給する必要があります。
室内では無理はせず、扇風機やクーラーを活用し、適度な気温、湿度を保つようにし、
もし外出先などで体調に異常を感じたら、風通しのよい日陰や、クーラーが効いている室内へ避難しましょう。
また、きついベルトやネクタイはゆるめ風通しを良くし、体からの熱を放散しやすい状態にして下さい。
脱水時は汗が出にくくなっているので、皮膚に水をかけ、うちわや扇風機などであおぐと熱を放散しやすくなります。
いかに早く体温を下げることができるかが悪化させないポイントです。

水分の補給も、このような症状が出ているときは、ミネラルも補給しないといけません。
なので、可能であれば経口補水液が理想ですが、
無ければスポーツドリンクを3倍ほどに希釈したものか、
梅干しなどの塩気のあるものを一緒に食べるようにしてください。

これらの応急処置を行い、速やかに専門医にご相談下さい。

 

運動後の体重差を2%以内に!!

運動を始める前には十分な水分摂取を行い、運動前後の体重差が2%以内になるように心がけましょう。
短時間の運動なら水で十分ですが、1時間以上の運動、または強度の高い運動時には、
ミネラル分を含むスポーツドリンクなどを薄めて補給するようにしましょう。
(スポーツドリンク500mlに対して水1000~1500mlが理想的)

入浴やサウナなどでも同じです。
水分が失われると血液濃度が高くなり、いわゆる血液ドロドロ状態になってしまいます。
これにより血行が悪くなると、体調不良だけでなく脳梗塞や心筋梗塞などを誘発する可能性もあります。
きちんと水分を摂取して、リスクを回避しましょう。

 

 

なぜ水分が脱けるとパフォーマンスの低下につながるのか?

先程水分か脱けると細胞外液が減少すると説明しましたが、
正常時は、血液が肺から酸素を取り込み、毛細血管で組織間液に酸素を受け渡し、
筋肉などの細胞に酸素を送り、細胞内のミトコンドリアがエネルギーを生産しています。

細胞外液は、この血液と組織間液のことを言います。

つまり、細胞外液が減ると言うことは、
エネルギーの材料である酸素を運ぶ役割が減ると言うこと・・・

筋肉からすれば、水分が減る≒エネルギーが減るということです

エネルギーが減れば、筋肉は省エネモードにならなければいけません。
筋肉の省エネモードが「硬くつっぱった」状態です。
いわゆる「コリ」の状態ですね。

省エネモードになり、硬く動きの悪くなった筋肉の状態では、
最高のパフォーマンスは出来なくて当たり前ですよね?

また、硬くなった筋肉はパフォーマンスの低下だけで無く、ケガしやすい状態です。
小まめに水分摂取をして、余計なリスクを取り除きましょう。

 

まとめ

  • 水分が脱けると死に至る事も・・・
  • 手足の震えやふらつきなどの症状がある場合は、直ちに体温を下げ、経口補水液などを補給する。
  • 運動やサウナなどの前後の体重差を2%以内に!!
  • 筋肉からすれば、水分が減る≒エネルギーが減る。

 

当院で使用している酸素オイルの効果が凄いのは、
組織間液が減った状態でもオイルを通して皮膚から直接細胞に酸素の受け渡しが出来るので、
筋肉の省エネモードを解除できるからです。
なので、スポーツ前後、休憩時、にしっかりすり込んでいると、
良いパフォーマンス状態を維持出来るのでオススメですよ♪

 

おまけ

経口補水液の作り方

  1. ペットボトルの水を、コップに少し移しておきます。
  2. ペットボトルに、砂糖と塩を入れます。
  3. フタをして、ボトルを良く振って溶かします、
  4. ペットボトルに、水をあふれない程度に戻します。
  5. 基本の経口補水液は、これで完成です。
  6. 少しレモンなどの柑橘類の果汁を加えると飲みやすくなります!

材料

水500ml塩15g砂糖20g

経口補水液は、体内に効率的に、吸収されやすいように、
ナトリウムイオン+ブドウ糖+水が、一定の割合で含まれています。

体内への吸収しやすさから、「飲む点滴」とも言われます。

 

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