京都/城陽の猫背矯正の専門家、中村鍼灸接骨院です。
日本人の国民病とも言われる「肩こり」
肩こりがヒドくなって「頭痛」が・・・など、お困りの方が多いです。
今回は「肩こり」について説明致します。
肩がコル4つの原因とは?
姿勢が悪い
姿勢が悪くなることによって、部分的な筋肉の負担が増加し、背骨の歪みや、関節の動きの低下を招くことになり
より筋肉の負担が増加すると言った負のループにはまってしまいます。人の頭の重さが、体重の10%程度と言われています。
仮に、体重が50kgなら頭の重さは約5kgになるので、首と肩の筋肉はずっと5kgを支える事になります。それが姿勢が崩れ、顔が前に傾くにつれ、首肩の筋肉にかかる負担は増加し、
60度傾くと5倍以上の負担になります。
そして負担のかかりすぎた筋肉は緊張状態がとれなくなり、「肩こり」の状態になります。自律神経の乱れ・心因性
自律神経は、交感神経と副交感神経という正反対の働きをする2つの神経から成り立ち、
身体が興奮していると、交感神経が優位に働き、
身体がリラックスしていると、副交感神経が優位に働きます。
この2つの神経がバランス良く働くことで健康をたもっています。仕事や日常生活など心理的にストレスがかかる状況が続くと、交感神経が活発に働き続けます。
そして、自律神経のバランスが乱れ、首から背中にかけて交感神経幹が存在するため、
筋緊張が高まり血流も悪くなり、「肩こり」の状態になります。筋肉の酸素不足
人間は、呼吸をしなければ生きていけません。
それは、人間が生きていくためのエネルギーは、食事から取り入れた栄養素(糖質・脂質・蛋白質)を
呼吸で取り入れた酸素を使って燃焼することによってアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーを産生されるからです。
特に、糖質を分解する過程で酸素の量でプロセスが変わります。
酸素が十分にある状態では、ミトコンドリア内で二酸化炭素と水に分解されに32ATPに変換されるのですが、
酸素が十分でない場合は、細胞質で乳酸に分解され2ATPの生産を行います。
つまり、酸素量が不足すると、生産されるエネルギーが1/16になってしまうと言うことです。筋線維の中には、アクチンとミオシンという細長いタンパク質が、整然と並んでいる。
このタンパク質同士がスライドするように互いのすき間へ滑りこむことで、筋肉細胞の長さが短くなって筋肉全体が収縮するのですが、
ATPが欠乏すると、エネルギー不足の対策として、筋肉が省エネモードになり、アクチンとミオシンがくっついて離れなくなります。つまり、筋肉が酸欠になると、ATP生産量が減り、筋繊維のタンパク質がくっつき硬くなり、「肩こり」の状態になるということです。
水分不足
私達の身体の約60%は水分だと言われています。
(ポカリスエットのCMでも言われていますので、なんとなく耳にしたことがあるかと思います。)そして、日常生活で尿や皮膚からの水分の蒸発や呼吸によって、1日に約2.5Lもの水分を身体から排出ています。
つまり、少なくても1日に2.5Lは飲まないと水分不足になっていると言うことです。
また、お茶やコーヒーなどのカフェイン入りの飲料やアルコール飲料は、摂取した量以上の水分が尿として排出されてしまい、
逆に体が水分不足に陥ってしまいます。これらの理由で水分が不足すると、細胞間質液という細胞と細胞の間に含まれる水分が減少し、
毛細血管から受け取れる酸素量が減少し、「肩こり」の状態になります。
まとめ
肩こりを改善するポイントは
「姿勢」をよくし
「ストレス」を減らし
「水分」をしっかり摂取し
身体が「酸素」を取り込みやすい状態にしておく事
中村鍼灸接骨院では、猫背矯正で「姿勢」をよくし、高濃度酸素オイルO2クラフトで「酸素」不足を補います。
肩こりでお悩みの方は、1度中村鍼灸接骨院にご相談下さい。