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乳酸は疲労物質では無い!?

いつもありがとうございます。

京都/城陽の猫背矯正の専門家のいる治療院、中村鍼灸接骨院です。

以前お話した肩こりや、トレーニング、スポーツをしていると
よく聞く「乳酸がたまった」というフレーズ・・・

今回はその乳酸についてお話しします。

 

乳酸とは・・・?

乳酸とは、身体のエネルギー物質の1つで、細胞内で糖を分解したときに生産されます。
今までは、乳酸がたまると筋肉が疲労すると思われていました
それは、今から100年以上前の1907年にカエルの筋肉を使って実験した際に、
低酸素下で筋収縮をさせると「疲労した筋中の乳酸が10倍に増えている」というのが分かったのですが、
その事から、酸性の乳酸が蓄積することで身体が酸性に傾き、収縮たんぱくの働きを阻害され疲労すると理解されていたからです。

しかし、2001年に筋肉の疲労の鍵は、細胞外に蓄積したカリウムイオンとわかり、
さらに、カリウムイオンの蓄積で弱った筋肉に乳酸を加えると、回復することがわかりました。

また、高強度の運動では、ATP やクレアチンリン酸の分解でリン酸が蓄積し、カルシウムと結合します。
すると、筋収縮に必須のカルシウムの働きが悪くなり、筋疲労の原因になると考えられています。

つまり、乳酸は疲労物質では無く、疲労回復物質だというのが、最近の考え方のようです。

 

乳酸と乳酸菌

乳酸と乳酸菌、菌がつくだけでイメージが全然違いますよね?
乳酸は悪いもので、乳酸菌は身体に良いもの。
そんな印象の方が多いかと思います。

乳酸菌は、糖を分解して代謝により乳酸を産生する細菌類の総称です。
つまり、乳酸菌は乳酸を作り出す菌です!
もちろん、それ以外にもビタミン類や酵素なども一緒に作られるのですが、
本当に乳酸が疲労物質だったら、乳酸菌をたくさん摂取すると疲労してしまいますよね?
しかし、最近では腸内フローラを整える事が疲れやすい身体を改善されるのに良いと言われています。
つまり善玉菌の乳酸菌を積極的に摂取することが、「疲れにくい身体づくり」に良いと言うことです。

このことから見ても、乳酸は疲労物質では無いことが分かると思います。

 

乳酸を効果的に代謝させるためには!?

乳酸は疲労物質ではなく疲労を回復させる物質ではありますが、
体内に必要以上に蓄積されて、使えていなければムダなものになってしまいます。
疲労回復をさらに効率よく効果的に進めるためには、エネルギー源となる糖質と、筋肉やカラダの組織を生成するたんぱく質を摂取し、
乳酸を再度分解してエネルギーにする必要があります。
乳酸のエネルギー変換のポイントは体内に酸素を多く取り入れ、筋肉を良く伸ばすことです。

つまり、運動後にクールダウンとしてジョグやストレッチをすることが大切です。

 

まとめ

  • 乳酸は疲労物質では無く、疲労回復物質
  • 乳酸菌は乳酸を生み出す細菌類の総称
  • 「疲れにくい身体づくり」のためにも乳酸菌を積極的に摂取することが良い
  • 運動後の乳酸のエネルギー変換のポイントはクールダウンとしてのジョグやストレッチ

当院で使用している酸素オイルは、運動前の「省エネモードの筋肉」のリセットはもちろんですが、
運動後の乳酸のエネルギー変換にもすごく効果的です。

水分が減ると!?でも話しているとおり、酸素を効率よく吸収するためには、水分摂取は欠かせません。

やはり、「疲れにくい身体づくり」のキーポイントは「水分」「酸素」「姿勢」です。
ここを気をつけて、一緒に「疲れにくい身体」を手に入れましょう。

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